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救急現場

救急現場のご紹介(..)


今回は、脳卒中の事案を紹介しますm(__)m


脳卒中とは 総称した呼び名で脳出血脳梗塞など脳の血管障害をまとめた呼び方です(+_+)


脳障害の判断材料として意識障害や呂律(ろれつ) 障害や麻痺所見や痙攣所見などを観察します(..)

会話が可能であれば問診としては頭痛の有無や嘔気
(おうき) や嘔吐の有無などを問診していきます。

頭痛に関しての問診一つでも、いつから、頭のどこが、どういう風に痛いのか、痛みに波があるのか、持続的に痛むのか、などを聞いていきます(+_+)

もし本人に意識障害などがあり本人から主訴がとれないのであれば、家族や友人など現場に居合わせた関係者から状況を聴取しますm(__)m


救急現場でよくある事ですが、独居(どっきょ ※独り身)の方で例えば近所の人が訪問時や宅配やさんが配達時や又は訪問看護師やヘルパーが訪問時、倒れているところを発見し救急要請って時は、本人が意識障害で話せないし、キーパーソン (重要情報人)がいないとなると、その傷病者に関する情報が少なくて大変です(+_+)

救急隊としては病院での治療方針に役立つために現場で少しでも多くの情報を寄せ集め医師に申し送りをすることが大切ですからね(^^)

ですから一人暮らしで家族もいなければ、近所の人をあたったりして最終健在時間(最後に普段通り元気であった時間)を抑えます(+_+)

発症時間は凄く大切です。

もし脳梗塞であれば発症から四時間半以内であれば
t-PAと呼ばれる血栓溶解療法の適応になる可能性があり梗塞し細胞が死滅する前に血流を再開し大事に至らなくなる可能性があるのです☺

ただし発症から四時間半といえど病院で診察や画像検査をする時間を一時間程考慮しないといけません。

発見時間ではなく最終健在時刻からカウントして救急車が現場につき脳梗塞に対応できる設備を有した脳外のある三次病院に搬送するまでに検査時間を考慮し、遅くとも目安として発症から三時間以内くらいまでには病院に到着しないといけないのです。

救急隊も迅速な対応のため場合によってはドクターヘリを現場付近に要請することもありますm(__)m


仮に脳出血であれば病院での治療として、降圧剤を投与したりで出血量をコントロールするように努め出血量が多いと手術の適応となるのでしょうが、現場では脳梗塞脳出血かの判断はできませんので、あくまで画像検査を通して梗塞部位の事実を認めたり、出血の事実を認めたりで確定診断に至りますm(__)m

服薬の問診の一つとして抗凝固薬(血液をさらさらにする薬)を服用しているか確認をとるのは大切ですねm(__)m
バイアスピリンやワーファリンが代表薬です😃

もし血液さらさらにする薬を飲んでいるのであれば心筋梗塞脳梗塞など血液塊である血栓の予防を目的とし 服薬している訳ですが逆に脳出血など外傷性の出血などで出血を助長させてしまうデメリットとなるのです(+_+)

脳疾患も詳しく話すと奥が深すぎる部門なので救急現場で抑えたいポイントと説明はこれにて終わります(^^)

閲覧ありがとうございました😄